うな丼とうな重の違いとは?
うな丼とうな重の違いとは?
うなぎ屋さんで人気を二分する看板メニューといえば、うな丼とうな重。メニューを見ながら、「うな丼とうな重、どっちにしよう」と悩んだ経験がある方は少なくないはず。しかし、うな丼とうな重でうなぎの味が違ったり、うなぎの質が変わったりすることはありません。うな丼とうな重の違いは、ずばり器。丼に盛り付けたらうな丼で、重箱に盛り付けたらうな重です。
うな重の方が高級?
うなぎの味や質は同じと言っても、一般的に価格はうな丼よりもうな重の方がお高めです。その理由は、うな重の方がうなぎの量が多いから。四角い重箱には、器のギリギリまで蒲焼きが整然と並びます。それに比べて丼は丸いため、蒲焼きの量が必然的に少なくなります。
もちろん、これは一般的なお話で、うなぎ屋さんによって違うところもあるでしょう。しかし、うな丼とうな重のどちらかで悩んだ時は、あまり難しく考えず、自分のお腹と相談して決めれば良さそうです。
ひつまぶしとせいろ蒸し
全国的に有名なのはうな丼とうな重ですが、名古屋にはひつまぶしがあり、福岡にはせいろ蒸しがあります。
ひつまぶしの名前の由来は、お櫃(ひつ)に入ったご飯にうなぎの蒲焼きをまぶしたことと言われています。そしてひつまぶしと言えば、最大の特長はその食べ方にあります。一膳目はそのまま、二膳目は薬味をのせて、三膳目はお茶漬けにして。そして最後は、お好みの召し上がり方でしめるというもの。美味しいうえにパフォーマンス性があり、名古屋を訪れる観光客に人気です。
これに対して、鰻のせいろ蒸しはその名の通り、「せいろで蒸す」という調理法が特長的。タレをまぶしたご飯に蒲焼きと錦糸卵をのせて、最後にせいろで蒸し上げます。蒸すことで、うなぎの蒲焼きがふんわりやわらかな食感に。せいろ蒸しは福岡県の筑後地方、特に水郷の町・柳川市の名物グルメとして有名です。
うな丼やうな重、ひつまぶしにせいろ蒸しと、様々な食べ方ができるうなぎの蒲焼き。通販でご自宅に届いた鹿児島鰻の蒲焼きも、いろいろな食べ方で楽しんでみてくださいね。
鹿児島鰻がお届けするうなぎの蒲焼きは香ばしく焼き上げており、そのまま食べてももちろん美味しいですが、上品な味付けでアレンジしやすいと好評なんです。